会社を辞めたくなる理由はたくさんある。その中でも人間関係が嫌になって、会社を辞めた話はしょっちゅう聞く。
私も会社を辞めた経験が何回もあるんだけど、直接の辞める理由ではないにしても、人間関係が嫌だったということもあった。でもね、
会社にいるときは嫌な上司や先輩も、会社を辞めたらただのおっさんなのよ。
(もちろん、おばさんの場合もある。)
こう考えて働くとね、少しは気楽になるんだよね。
会社という閉鎖された環境が視界を狭くする。
これは会社もそうだし、学校もそう。
自分がいる環境が世の中の全てに見えるんだよね。
自分がいる環境が世の中の全てに見えるのも仕方ないことなんだよ。
だって、自分はそこで人間関係を作って、その人たちと触れ合いながら生きていくのだから。
でも、一歩外を見れば、世界は広いんだよね。
目の前を歩いているサラリーマンには別の世界がある。
その向こうの人もそう。その隣の人も別の世界で生きてる。
自分中心の世界を、他人の視点で見ることで、違う景色が見えることもあるんだよね。
そうすると、世界が一気に広がったりもする。
会社の縛りは辞めたら終わり。
会社で嫌な人間関係に巻き込まれると、本当に嫌な気分になる。
それは同僚だったり、上司だったり、取引先だったりする。
特に小言や嫌みや皮肉ばっかり言う上司にムカついている人も多いんじゃないかな。
会社を辞めたら、ただのおっさんだから。
どんなに偉い人でも、社長でもただのおっさんだから。
これ、見事にそうなんだよね。会社の縛りは会社を辞めたら、すぐに抜け出せる。
生活があるから、会社を辞めるってそんなに簡単じゃないんだけどさ。
かばくんは退職経験が何回もあるからね。
昔働いていたときのムカつく先輩や上司も今は何の関係もない人になっちゃった。
これを経験すると、嫌なことがあっても、辞めたらリセットできるんだよなって思える。
会社の人間関係って友だち同士じゃないから、上下もあるし、利害関係もある。
何でも丸くおさまるわけじゃない。楽しいだけじゃなく、苦しいこともある。
それが当たり前なんだけど、本当に自分が耐えきれない状況になったら、辞めれば抜けられる。
これを知っておくと少しは楽だと思うんだよな。
嫌な上司や先輩との付き合い方。
本当に嫌な人間で、意味も理由もなく、怒鳴ってきたり、嫌みたっぷりな人は、適度に付き合ってかわすしかない。そんな人は可哀そうな人だと憐れんでおきましょう。
それとは別に、怒ってる内容の中に、学ぶべきことを言ってくれる人がいる。
この人はすごく貴重な上司です。
正直、部下を怒るっていう行為は、上司にとって楽しいものではないんですよ。
エネルギーも使うし、血圧も上がるし、喉も痛くなる。でも、怒ることが有効な場面ではきちんと怒る。
これをできる人材って大事だったりします。上手に怒れるというのは能力です。
まあ、そんな風に怒ってくれる人が大事なんだとしても、自分にとっては嫌で仕方ないってことはあるからね。そんなときは、辞めたらただのおっさん。他人だもんなと割り切って接すると違って見えるかも知れません。