中小企業の社長たちへ。ベアと定期昇給の違いぐらい理解していないと判断を間違うよ。

中小企業の「社長」と言われる人たちと話すことが多いんだけど、

ベアと定期昇給の違いも分かってない人が多い!!

本当、全く勉強してないんだろうな。でも、ベアとかいう言葉を使ってみたいんだろうな。大きい会社だろうが、小さい会社だろうが、経営者としてそういうところはきちんと理解しておかないと恥ずかしいし、大事な判断を間違えるよ。

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ベアと定期昇給とは。

ベアとは、ベースアップの略。ベース(基本給)がアップすることをいいます。
定期昇給とは、年に1回の昇給のような、決まったタイミングで昇給することをいいます。

この2つは全く意味が違う!!

これが分かってないんだよな。

例えば、Aさんという30歳の人が31歳になるときとか、勤続年数が1年増えるタイミングで、給料が1万円上がるとします。これは定期昇給と言われるやつ。

この時期に見かける、大手企業のベアで1,000円上がったとか、3,000円上がったとか言われるのは、基本給の部分がそれだけ上がったというやつ。これがベアね。

ベアが3,000円だったとすると、事例で書いたAさんは、31歳になるときに1万円定期昇給して、ベアの部分も含めると給料が13,000円上がることになる。

ベアとは労働者の給料の底上げを意味するもの。定期昇給とは全く異なるわけ。単純な話だから1回聞いたら分かるでしょ?

良く見かける中小企業社長の誤解。

別に、ベアと定期昇給の違いを知らなくても、経営はできるし、給料を上げることもするんでしょう。でも、こんな発言を聞くことがあるんだよね。

中小企業の社長
「今年は大手のベアが1,000円ぐらいらしいね。うちの社員の給料もそれぐらいは上げてやらないといけないだろうね。」

それ定期昇給の話をしてるやろ!!!

こんな社長多いんですよ。残念なことに。

「ベア=定期昇給」と考えている社長が多いことにびっくりする。

大手のベアの水準で、定期昇給を考えられる労働者はたまったもんじゃないよ。
たちが悪いのは、大手並みに上げてやった!と自慢げに思ってる社長がいることね。
無知から始まり、自慢に終わるという、アホのサイクルに入ってる。

それを得意気に朝礼で社員に熱く語る社長も実在するからね。うちの会社は厳しい環境の中、大手と同じ水準で昇給してるなんて話を真面目にやってる。

会社によっては、成果主義という名のもとに、定期昇給がないところもあるからね。成果に対する報酬が上手くいってる会社はあんまり聞かないけど、上手く行ってるなら、それも有りだと思う。定期昇給が絶対に正しい制度だとは思ってないからね。

ただ、ベアと定期昇給を混同して、この時期にニュースを見て知ったかぶりをして、定期の昇給額を考えてしまう社長は、勉強した方がいいよ、本当に。

逆に大手がすごく上げたときに、業績が悪いのにもかかわらず、大手並みの水準で給料を上げて、会社が傾いたなんてことは笑い話にもならないからね。まあ、こちらの事例はほとんどあるものじゃないだろうけどさ。

会社の経営状況、業界や地域の情報収集、社員の評価なんかを適切に行って、社員の昇給は考えて下さい。決して大手のベアの金額を基準にするのはやめてね。

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