HUNTER×HUNTERの再開予定を祝してこのマンガの魅力をまとめてみる。

長期休載するのが当たり前の「HUNTER×HUNTER」の再開を祝して、その魅力を書いてみることにした。私はハンターハンターが大好きなのです。

直前の掲載が、2014年8月11日発売の『週刊少年ジャンプ』37・38合併号。そして、2016年4月18日発売の『週刊少年ジャンプ』20号で再開されることが決まった。もう約1年8か月になるんだよね。本当に掲載されるまでは安心できないんだけど。

こんなに休載しても再開を心待ちにしているファンがたくさんいるってすごいよね。体調理由はフェイクで、ゲームをやってる説があるけど、冨樫義博の休載理由なんてどうでも良くなってきた。待つことに慣らされてしまったよ。

結局のところ、ファンが支える人気ゆえに、編集部も公認?の休載作家というポジションを作れたんだろうな。

そんなハンターハンターの魅力をまとめてみたよ。

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キャラとストーリーの魅力。

主人公はゴン=フリークスという少年。もちろん魅力的な主人公ではあるが、ムカつくところもあるキャラだ。わがままで腹が立つ場面も多い。正直、主人公だけではこれだけ惹きつけられるマンガにはならない。(ゴンさんはとても魅力的だけどw)

仲間であるキルア、クラピカ、レオリオがそれぞれに良い。特にキルアのキャラが良くも悪くもゴンを引き立ててるんだよね。暗殺を生業としているゾルディック家という設定が最高。

あとは敵対するキャラとして、物語の序盤から出てくるヒソカもいいけど、やっぱり幻影旅団が最高!捨てキャラがいない集団なんだよな。その強さも魅力的だったんだけど、最近は強さがインフレしちゃってるから、現在どれぐらい強いかは微妙である。

ネテロ、ビスケ、ゼノ、シルバ、ジン、パリストン、カイト、レイザー、陰獣など好きなキャラや印象に残ってるキャラを思い出すとキリがないね。
好きなキャラはたくさんいるけどさ、今、思いつくのは「ゴトー」だね。あのキレキャラと念能力も好きだったな。

ストーリーの流れを整理してみよう。

ハンター試験→ゾルディック家→天空闘技場→くじら島→ヨークシン編。

最初はゴンがハンター試験の合格を目指すところから始まる。父親であるジンを探すという目的もあるんだよね。そこでクラピカ、レオリオ、キルアと出会う。そのあとゾルディック家に行って、天空闘技場で戦って、くじら島へ帰って、ヨークシンに行く。

このヨークシンでの幻影旅団との絡みが最初のピークじゃないかな。念能力での戦闘がすごく面白くなってくる。

G.I.編→キメラ=アント編→会長選挙&アルカ編→暗黒大陸編まで。

そのあとがグリードアイランド編ね。ここはゴンとキルアの修行編という役割が大きかった。念能力の向上が大きく進んだね。それでもまだまだ弱いんだけどさ。

そしてキメラ=アント編。王直属の護衛軍であるネフェルピトー、シャウアプフ、モントゥトゥユピーの3人は強烈。それより強いメルエムもいて、とにかく敵が強すぎるのよ。話をどうおさめるのか心配になるレベルなんだけど、最終的には思わぬ感動ストーリーも楽しめた。兵器が念能力を軽々と超えるのは面白くないんだけど、こう持っていくしかなかったろうな。

その次はハンター協会の会長選挙編とアルカ編が同時進行のストーリー。ここのストーリーは大好きだったね。会長選挙とアルカの話が見事に融合してた。レオリオ=パラディナイトが大活躍するところも良かったし。ジンはゴンより主人公してる。パリストンのキャラも最高に良かった。パラディナイトは、パラディン+ナイトなんだろうな、きっと。

そして、ビヨンド=ネテロが登場する暗黒大陸編。現在、連載中のストーリーはここなんだけど、休載が多くて全然進んでない。正直、ここのストーリーは期待せずに読んでたんだけど、

ヤバいね!面白すぎる!!

画のグロさは増したけど、今後の展開がすごく楽しみなストーリー。「暗黒大陸」というワードが出てきたときに、面白く広げられそうな気がしなかったんだよね。でも想像を超えて、やっぱり面白い。

カキン帝国の王子たちが登場するところで連載が中断しているけど、最低コミックス2巻分ぐらいは話を進めて欲しいな。ツェリードニヒだけじゃなく、曲者がそろってる感じが楽しみなところ。

HUNTER×HUNTERの面白さ。

HUNTER×HUNTERがなんで面白いのか。

結局、冨樫義博の才能がすごいんだよね。

やっぱり画力があるし、構図が上手い。マンガの絵はきれいなだけじゃダメなんだと思う。
ストーリーに合った画じゃないと惹きつけられないよ。

あとは何よりも、先が読めない展開をまとめる力がすごすぎる。

「これ、話のまとめようがないだろ!?」と思っていても、見事に想像の斜め上を行ってまとめてくる。それが楽しくて読んでるようなもんなんだよね。

ハンターハンターに欠かせないのは「念」という概念。ジョジョのスタンドもそうなんだけど、こういう超能力的なものを、魅力あるものに見せられる、育てられるってところがいいんだよね。
それと比較すると、ONE PIECEも好きだけど、「覇気」って魅力的じゃないんだよな。強すぎるロギアに対する後付けにしか見えない。 悪魔の実が「念」や「スタンド」に該当するんだろうけど、覇気は楽しめない能力って感じだよね。まあ覇気の批判はこの辺にしておこう。

よく休載する好きなマンガには「BASTARD!!」もあったんだけどね。魅力的なキャラは多かったんだけど、先が読めない展開とか、伏線の回収とか、そういう面白味はなかった。
だから再開を楽しみにするレベルにはなってない。今、どういう状態かも知らないし。

比較すると、「HUNTER×HUNTER」には再開を待つだけの魅力がある。
未完で終わるぐらいなら、暗黒大陸編できれいにまとめて終わってもらいたい。でもさ、少年時代のゴンキルコンビが世界のトップと渡り合えるのも世界観が崩壊してるんだよな。その辺りも上手く消化して話を進めて欲しい。

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