舛添要一・東京都知事の第三者による調査結果が発表されました。
蓋をあけてみれば、第三者の弁護士先生を交えたコントでした。中国服のくだりはよく練られたネタだと感動しましたよね!(皮肉)
いや~、結論は想定内だけれど、ネタは想定を上回ってくれるよ。
先日に続き舛添都知事の話にいたしましょう。
キレ気味の弁護士が感情を逆撫でる。
先日も書いたけど、舛添要一の一番ダメなところは釈明内容なんだよね。
開き直るし、言い訳にすらなってない釈明。てんで話になりません。
開き直って、謝るべきところで謝れないのは、人として間違ってるんだよ。
簡単に謝れないってことも分かってるけどさ。ただね、話し方や態度も大事じゃないですか。
舛添都知事はそのあたりができていない。だから不必要な反感を買うことになるんだよね。
そこに登場してきたのが佐々木弁護士であります。
なに、このキレ気味弁護士。。。
第三者としても、舛添要一側の弁護士としても、その態度は間違ってない?
舛添要一に対する質問には、依頼者を守るために、仏頂面で跳ね返してんの?
いや、それ依頼者を守れてませんから!
むしろ依頼者が非難されますから!!
そもそも大前提として、第三者としての立場じゃないといけないはずでしょう?どんなに厳しい質問でも冷静に受け答えしなきゃ。舛添側を感じさせちゃダメでしょ。。。
元検察で法律のプロかもしれない。他の事案では優秀な弁護士なのかも知れない。でも今回の案件では選ばれるべき弁護士ではなかったんだろうな。それでも舛添都知事が依頼したんでしょうからね。自業自得だな。
違法性はないと言いたかっただけの薄い内容。
舛添都知事は自らによる政治資金の釈明を逃げ出して、第三者による調査に委ねたわけです。
そして第三者による調査結果は予想通り、「違法性はなく辞任はしない。」という結論。
政治家は法律さえ犯さなければ問題ないと思ってんのか?
違うでしょう!公共の利益をもたらすことは当然として、みんなの規範となれる人物じゃないといけないって分かるよね?
政治家の立場によって、国益であったり、その地方のためにやるべきことがある。その政治家が政治資金をでたらめに使うことは公共の利益を損なってる。そして建前だけでも、みんなの規範となるような言動を取らなきゃね。そんなダメな人物を政治家にしないのが選挙制度なんだけどさ。知名度で当選してしまうんだよね…
違法性はなかったって言うのはほとんどの人が想像してたわけよ。だから、論点はそこじゃない。政治家として、もっといえば人として、適正な支出をしていたのかを聞いてる。
第三者の調査は法に触れているかいないかの判断だけじゃなくて、東京都知事としてどうなのかを調べないと。それを第三者の調査結果として説明しなきゃね。
都民に納得してもらうために、こんな茶番劇をやってるんでしょう?今回の説明じゃ茶番にもなりゃしないよ。
心配なのは家族のこと。
こんな説明じゃ都民をはじめとして、全国が注目してるから国民が納得してないよ。
舛添都知事の奥さんのコメントを読んだけど、話にならないね。家庭の節約事情なんか聞いてないんだよ。今回の政治資金の使い方がおかしいと思わないかを聞いてんの。
こうなってくると、子どもが大丈夫なのか心配になる。
一つは、こんな説明をする父親のせいで子どもが中傷されないかということ。もう一つは、こんなお金の使い方が当たり前として教育されているのではないかということ。
2つ目の心配は今後の教育で解決してもらうとして、1つ目の問題はとても深刻なんじゃないかと思う。父親が東京都知事で、テレビに出ていたタレントでもある。それだけでも注目されるのに、税金の使い方が不適切で釈明も誠意が無いって、親としては子どもが中傷されることを心配しないもんかね。
こんなのは本人の責任であって、子どもに責任はない。東京都知事としても、親としても今回の一連の流れは間違いに間違いを重ねてるとしか思えないな。
舛添さん。名誉を挽回するのは、オリンピックがどうのこうのと言ってる場合じゃないですよ。別荘を売れば解決する問題でもないですよ。ボーナスをもらいたいのかどうか知らないけど、もう少し真面目に考えましょう。