今日が確定申告の期限なんだけど、無事に確定申告は終わったかな?
確定申告は、納付をするためにする人と、還付を受けるためにする人の二通りに分かれる。
還付の場合なんだけど、試しに計算してみて、
「たったこれだけしか戻ってこないの?それならや~めた。」という結論はもったいないよ。
所得税だけに目が行ってると損するからね。住民税という重要なポイントがあるのですよ。
還付申告とは。
確定申告をする必要がある人の詳しい事例は、国税庁のホームページでもお読み下さい。
参考 確定申告
よくある還付申告の例を考えてみよう。
サラリーマンで多いのは、
1.家を建てたとき
2.医療費が多かったとき
3.退職したとき
じゃないかな。
ふるさと納税のために、確定申告をする人も多いかもな。
ワンストップ特例制度が始まったから、今後はこの制度を活用する人も増えるだろうけど。
かばくんは、平成27年の医療費が多かったから、確定申告をしました。会社で年末調整をしてもらって、税金は全て戻ってきていたから、源泉徴収票の税額は0円なんだけど、申告したんだよね。
医療費控除は年末調整では計算できないからね。必ず確定申告をする必要がある。
還付申告は所得税のためだけじゃない。
かばくんは住宅ローン控除があるから、年末調整のときにドーンと税金が戻ってくる。
1年間で10万円の所得税が天引きされてるとしたら、年末調整で10万円戻ってくるんだよね。
住宅ローンが大きいからさ。その分毎月の返済はきついけどね…
それで、去年は医療費も多かったから確定申告をしたんだけど、税金がいくら戻ってくるかというと0円。そう!戻ってこないんだよね。
それなら、なぜ確定申告をしたのかというと、住民税を減らしたいから。
税金が戻ってこないというのは所得税の話。平成27年中に納めた所得税は、年末調整のときに全額戻ってきているからね。
そして、所得に応じて変わるものが色々あるんだけど、その中の一つが住民税。
これが、毎月結構な金額で引かれるんだよね。
なので、確定申告(還付申告)をするわけ。すぐに現金が戻ってくるような所得税とは違うけど、住民税を納める金額が少なくて済むように、確定申告をしたんだよね。
これって、ちょっと計算をしてみたら分かるけど、意外と大きな効果があるのです。
そんなわけで、還付申告をするみなさん。
所得税だけに目を向けずに、住民税のことも考えようね。
所得税が0円だからといって、確定申告をしないと、住民税の方で大きな損をするかもよ。
試しに計算してみると、思いがけない効果があるかも知れないよ。
こんな記事を3月15日書いてるわけだけど、気付いた人は早めに申告した方がいいよ。
還付申告はさかのぼってできるケースも多いからね。